「フクシマは原子力時代の終わりを告げる」 ガンダーソン氏による福島原発事故の現状解説

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前回の記事でご紹介した米フェアウィンズ・アソシエーツのアーニー・ガンダーソン氏による福島原発事故の現状解説である。ロシア・トゥデイによるインタビュー。4月26日か27日ごろのものと思われる。
(*昨日ご紹介した動画でもそうであったが、動画の一部でコンビナート火災のものと思われる映像が紛れ込んでいる)

<要点抜粋>
[日本政府・東電の対応に苛立ち]
「私は、対応に当たっている日本の専門家達、つまり東電と関係当局に対して非常にフラストレーションを感じています。彼らは最初から一貫して事の重大さを軽く見ていることがうかがわれます。50基もの原発をかかえ、電力不足への恐れなのか、原発に関わる人々は国民に最善の状況しか見せようとしていないのです。ところが、現実は彼らが認めている状況よりもずっと悪い」
「東電は若い人たちや妊婦たちをもっともっと早くに避難させるべきだったと思います。冷静を保つのは良いことですが、目の前にある事実を無視するのはお粗末な判断といえるでしょう」

[“被ばく許容量年間20mSV”を批判]
「(被ばく許容量年間20mSVについて)不適切だと思います。放射能科学知識を誤った形で拡大解釈しています。子どもや妊婦は、成人男性よりもずっと細胞分裂が活発ですから、成人男性に許されるであろう値を子どもの法定上限にすることにより、子どもの発癌リスクは同じ被ばく量を受けた成人男性と比べて10倍から100倍高くなります」

[建屋をシートで覆う策に疑問符]
「(建屋をカバーで覆うことで放射能流出を防ぐ案について)効果はないと思います。福島事故の場合、多くの放射性物質が水とともに地中に漏れ出していることが問題だからです」

[フクシマは原子力時代の終焉]
「チェルノブイリとスリーマイルは、原子力時代の終わりを告げるブックエンド(終結)の片方であり、フクシマはもう片方のブックエンドでしょう。恐らく「ただちに」ではないとはいえ、人々は今まで来た道をまたたどれば、代償が天文学的に高くつくことを認識し始めています。財政的なコストもとても高くつくのですから、なにか他によりよい手立てがあるはずです」
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<その他重要記事・動画など>
3日公開されたSPEEDIの驚愕すべき事実」(オリーブニュース、5月4日)
世界はもう、日本政府と東電を信用していないようです」(YouTube動画)←海外識者が日本当局や東電に疑いの目を向けている様子がわかります。

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