99%の「自己責任」ではない。1%の「無責任」に目を凝らせ!(ブログを再開するにあたって)

にゃんとま~先生と行く モンサント茨城実験農場包囲ツアー(3月17日(土))案内

にほんブログ村 政治ブログへ

痛ましい震災から1年が経った。いろいろ考えることがあって私はブログを昨年6月に休止した。その際「しばらく力のこもる言説が吐けるような状況になるまでブログを休むことにする。が、言いたいこと・言わねばならぬことが湧き出てきたら書くことにする」と結んだ。
ブログを再開せねばならないのは、実はよい知らせではないということだ。現状が良き方向に着実に向っていたのであれば、私はこのたわいもないブログを再開する必要もなかっただろう。しかし事態は悪化の一途を辿り、さらに憂慮すべき事態が進行している。取り返しがつかぬことになる前に「言っておきたいこと・言わねばならぬこと」が噴出してきたという次第である。

憂慮すべきことは挙げていけばきりがないが、少し例を挙げれば、

①福島原発の状況:
福島原発事故は収束していないばかりか、福島第一原発4号機は倒壊するかも知れないという危機的状況に置かれたままだ。にもかかわらず、「収束宣言」を出し、あたかも終わった過去の出来事であるかのように論じられている。倒壊しないことを祈るばかりであるが、もし仮にこれが倒壊するような危険な状況になったとしたならば、周辺・近隣都県の方々には念のために一時的にでもよいからすぐさま避難をしていただきたいと心より希望する。もし被害が軽微に済めば、あとで笑えばよい話ではないか。

②エネルギー政策:
まだ日本中の原発が完全停止していないばかりか、脱原発の方向性すら決められていない。さらに安全性に問題がある原発を他国に売り込みに行く始末。また、東京電力はわずかばかりの補償に合意したのみで、原子力行政に携わってきた連中も学者たちも東電とともに未だに責任を取ってはいない。

③復興利権:
被災者の方々へ十分な支援がなされてきたのか疑問であり、さらに「復興」に名を借りて、目の青い自称「トモダチ」やそれの手下と成り下がった日本の資本がドサクサ紛れに利権を狙っている。住民に説明もないまま、勝手に「復興会議」が開かれている。

④消費税増税:
デフレ下であるにもかかわらず、消費税増税を強行しようとしている。財政支出の見直しもなく、官僚の利権も温存されたままで。仮にこれが通ったとすれば、じきに法人税減税という議論が始まるに違いない。そもそもから消費税増税は法人税減税による税収減を穴埋めするのが目的であったと思われる。震災を利用して「復興」を名目に先に増税だけやってしまおうという魂胆なのであろう。消費税増税分が社会保障充実に使われるという保証はどこにもない。

⑤新たな新自由主義政党の出現:
橋下徹氏率いる維新の会は紛れもない新自由主義政党であることは、そのブレーンや政策から明らかである。仮にこの政党が政権を担うようなことになれば、新自由主義コーポレート・ファシズムというべき歴史上始めての政体が出現することになるだろう。1%のみが恩恵に浴し、99%は自らの首を絞める結果となるだろう。私が糾弾し続けてきたところのTPPの批准を狙う構造改革派売国勢力の切り札が維新の会であると思う。党首らの擬似愛国的な言辞に騙されてはならない。民主・自民への失望は私も共有するものであるが、かといって新たにマスコミに持ち上げられてでてきた維新の会に安易に票を投じてはならない。みんなの党と同様、庶民にとってはより悪い選択である。これは重要な案件であるので、近くこれに関する記事を書くつもりである。

⑥TPP問題:
前項と密接な関係にあるが、このブログでは長きに渡ってこのTPPの危険性を指摘し続けてきた。2011年11月11日に野田首相は前代未聞の「国売り宣言」をし、その後前もって首相官邸に乗り込んでいたキッシンジャー(D・ロックフェラーの名代)にそれを報告している。その後、実体が国民に知らされぬまま「事前交渉」なるものがスタートしているという状況である。手遅れになる前に反対派は批准段階で叩き潰すことができるよう選挙対策をするべきである。また海外の反対派とも情報交換に努め、連携していくべきだ。国民が全くTPPのことを知らされていない国もある。残された時間は少ない。

⑦小沢裁判:
マスコミが大騒ぎしてきた「陸山会事件」は支配層側が検察を使ってでっちあげた「捏造冤罪事件」へと変容した。争点は土地取引の期日がズレて報告書に書かれていたということだけである。これは会計上何の問題もなく慣習的に行われてきたことである。これが政治資金規正法に違反しているかどうかが争われているのだが、こんなものは修正申告で済むレベルの話である。この裁判の本質は、司法権力が支配体制側に都合の悪い政治家の政治活動を妨害し、政治生命を抹殺することを認めるのかどうかということであり、それが最大の争点である。民主主義が死滅するかどうかのかかった極めて重要な案件であり、これについても別の記事で改めて論じたい。

国際政治においても新たな状況が生まれつつある。書いていけばきりがなく、どこから論じてよいかわからぬほどである。積まれた宿題の多さに呆然とするばかりである。しかもこれらのことを吹けば飛ぶようなブログの上でわめいたとして、現実が変っていくという保証はどこにもない。現状は逆風の真っ只中である。これが単なる自分のためのアリバイ作りにならぬことを祈るのみである。
「1%の、1%による、1%のための新自由主義」から、全ての人々が食べていける政治を目指して。99%の民の「自己責任」なのではない。失うものはないのだから、共に叫ぼう。

↓↓よろしければクリックをお願いします!日本ブログ村政治ブログランキング
にほんブログ村 政治ブログへ

(なお更新は週に1回から2回程度を目指します。)

Advertisements
This entry was posted in anti TPP, ファシズム, マスコミ問題, 生活, 社会, 福島原発, TPP, 偏向報道, 原発, 反TPP, 放射能, 政治, 政治・時事問題, 日本, 日本社会, 民主主義. Bookmark the permalink.