実業家Aさんとの会話

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海外で生活をしていると、恐らく日本で会うことのないような人と知り合い、なぜか可愛がっていただけることがある。先日こちらに遊びに来られた日本人実業家Aさんもそんな方の一人である。以前から親しくしていただいており、数年来のお付き合いとなるが、昨年10月このブログを始めてからお目にかかるのは今回が初めてで、私がブログを始めたことはまだAさんは知らなかった。

70歳を越えておられるのだが、とてもその年齢とは思われない。肉体的にも精神的にも元気そのもので、海外でも単身で旅行される。Aさんは自分の手で起業して成功し、その会社は現在随分立派なものとなっている。Aさん自身はすでに第一線を退いている。人情に厚く、話は面白く、誰とでも打ち解ける人間的魅力に溢れた方で、私のような年の離れた者でも相手にしてくださる。巨大企業の重役・社長といった人たちのイメージとは随分異なる方だ。自分でリスクを背負って果敢に挑戦し続ける姿勢にいたく感銘を受けた。今後は英語力を向上させるために、1年ほど単身で留学なさるとのことだった。

いろいろ馬鹿馬鹿しい冗談や世間話もしたのだが、社会の話になったので、Aさんの人柄を信じて、思い切ってこのブログを書いていることを話してみた。いろいろと日本で起こっていることを説明し、大手マスコミがもはや報道機関として機能していないこと、小沢氏はマスコミ・官僚などの勢力から迫害を受けていること、小泉・竹中以来の米国追随のグローバリズム市場原理主義によって日本社会が疲弊し、財界は外資の支配を受け変質したこと、TPP加盟によって決定的な打撃を受けること、グローバリズムと国家・国民との相克等など、当ブログを読んで下さる皆様にはすでにお馴染みの相互に合い関連する事柄をAさんに説明し、ブログを立ち上げるに至った経緯を述べた。

日本社会の行く末には相当な危機感を持っておられるAさんではあったが、特にマスコミの話など「俄かには信じがたい」と最初はおっしゃられた。財界の現状やTPPの中身をデータをもってしてじっくり説明すると、さすがは百戦錬磨の実業家である。すぐさま事態の深刻さに気付かれた。ちなみにAさんの会社は外資0%の純正日本企業である。熱心に私の話を聞いてくださり、最後は認識を共有するに至った。

Aさんに昨年9月の民主党代表選挙の際の小沢氏と菅氏による演説会の模様をお見せしたところ、万事納得された様子だった。小沢氏の演説には聞き逃すまいと熱心に聞き入っておられ、賛同の頷きを幾度もしておられた。一方菅氏の演説には首を傾げることが多く、「具体性がないねぇ」と述べ、菅氏の「雇用から経済を立て直す」の下りには、私たち二人で「順序が逆!」とツッコミを入れ、演説が後半にさしかかったところで苦笑され、「これ、もういいです」とのことで、見るのをよした。

Aさんは若いときは保守政界にかなりのコネをもっておられたそうだ。出てくる名前はビッグネームばかりで驚かされた。第一線を退いたか既に亡くなった政治家ばかりで、現在はもうコネはないとのことだった。Aさんも当初は政権交代に期待しておられたのだが、菅政権にはいたく失望しておられた。

「まだ若いのだから」とAさんは私に日本に戻って政治の仕事をするよう勧め、応援の約束をしてくださったのだが、まあこれは冗談半分の話である。いろいろ話した結果、現状を変革するのは相当厳しいものであること、今後しばらく政局は混乱し安定しないだろうこと、それを回避するには救国内閣のようなものを作るしかないことで一致した。

また、重大な問題なのだが、問題に気づく人が少ないということについては、Aさんは「なかなか気づくのは難しい。たとえ気づいたとしても現役の会社員などはなかなか怖くて声があげられない。守りに入って保守的になる」と鋭い指摘をされた。全くそのとおりだろう。私自身ももし日本で会社員をしていたら、果たしてこの事態に気がついたであろうかと自問せざるをえない。しかし、漠然とした危機感は有しているものの、その正体が何であるのか具体的に言い表せないという人が声なき多数派ではなかろうか。であるからこそ2009年の政権交代は起こったのであろうと思う。Aさんに説明すればすんなりと理解いただけたように、十分な説得力ある情報を流せば、気づく人の輪は広がると信じる。

現在の日本を覆う深刻な危機は、放置すればするだけより深刻になり取り返しがつかなくなるという性質のもので、待っていればいつか通り過ぎてくれるような性質のものではない。より多くの人々に問題を認識していただき、それと向き合って解決策を共に探すことが求められる。地道に情報を伝えるより他ない。

ちなみに、ここ数日重要なニュースが流れているにもかかわらず、ブログ記事を書くのが疎かになっていたのは、Aさんがこちらに滞在されている間、相手になっていただき、連日話し込んでいたからだ。先方にはご迷惑だったに違いないが、私には大変貴重な時間であった。ここまで波乱万丈の人生を歩んでこられたAさん自身の話を書いた方がずっと面白いのであるが、相手もある話であるし、また一冊の本になるような内容で、残念ながらここではご紹介することはできない。Aさんはインターネットはやらないとのことだったので、恐らくこの記事もお読みになることはないと思うが、この場を借りて御礼を申し上げたい。

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