政党政治を破綻させる菅民主執行部の大罪 (平野貞夫氏論説を読んで)

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平野貞夫氏がThe Journalに1月17日付で寄稿された『「国会崩壊」から「国家崩壊」へ』を読ませていただいた。皆様にもぜひご一読いただきたい。平野氏の「日本一新の会」は地方選挙に鑑み、候補に対して、民主党の公認や推薦とは別に、独自に推薦を出すとのことである。それについて述べられている箇所を引用させていただく。

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■「日本一新の会」のこれから
菅首相の「葬式躁病政治」をこのまま看過できない。実は当会の維持会員で、地方選挙に出馬予定の人たちが多数いて、「菅政治に反対する民主党公 認・推薦の候補者が多くいる。選挙では増税・小沢排除政治をやめるべしと訴えたいので、『日本一新の会推薦』という仕組みを創れ」との強い要望が、年明け から寄せられている。
当面は任意団体ではあるが、地方選挙に出馬する維持会員には「日本一新の会推薦」を行うことにしたいので、ご理解をいただきたい。
なお、維持会員以外の出馬予定候補者については、先に制定した規約に基づき、当会の趣旨を理解して頂くことを条件に推薦することを検討したいと思う。仔細は、後日事務局から報告するので、多数の応募をお待ちしたい。
[引用終わり]———————————————————

これが実現すれば、完璧ではなかろうが、現在民主党内で菅執行部を支える新自由主義路線に走る候補たちと、国民生活を守るために活動しようとする候補たちをとりあえず区別することができ、画期的である。

本来の政党政治の趣旨からすると必ずしも健全とはいいがたいのだが、菅内閣となって突然マニフェストを反故にし、国民が拒否反応を示した従米・大企業中心の新自由主義路線に戻ってしまうのを目の当たりにしては、いたしかたない処置であろう。菅氏および菅氏を支え執行部を占拠している議員たちの罪は重い。また菅執行部の専横に対して行動を起こさない議員も同時にこの罪に加担しているようなものである。彼らは政党政治を機能麻痺状態に追い込んだ。

このように公約を簡単に反故にされて身勝手なことをやられては、国民の間に政党政治に対する幻滅・失望とニヒリズムの台頭を招きかねない。一つの政党の中に主義主張のある程度異なる人たちがいるのは事実であるが、一旦マニフェストを党として作成し、それを国民に提示し、政権を託されたのであれば、誰が内閣を担おうともその公約に従って政治を行わなければならないはずだ。菅氏が現在重大な公約反故を行っているのだが、そのようなことを行うのであるのなら、民主党として新たなマニフェストを作成して国民に信を問うか、あるいは、菅氏とその支持グループが民主党を離党し、新党を結成し、国民に政策を提示し、信を問うかをしなければいけないだろう。一部のグループが執行部を占拠し他の意見を排除している現在の状況では、後者が妥当であると思う。民主党を離党すべきなのは菅氏とその支持グループなのである。菅氏は小手先の内閣改造をやったが、ますます新自由主義路線・増税路線が露骨になったのが明らかなだけで、国民がますます拒否反応を示すだけだろう。菅氏が公約にない消費税増税を勝手に掲げて参院選で大敗を喫したにも拘わらず、まだこのような増税路線の布陣を敷いているのには呆れ返るばかりだ。国民は菅内閣の公約違反に怒っているのである。菅氏とその支持議員たちは離党すべきである。

私としては、国民を裏切り暴走する菅執行部が居座る限り民主党は政党としては支持しないことを決めた。党派を問わず個々の候補の政策・実績などに基づいて判断し、支援していくよりほかないと思う。ニヒリズムに陥らずにぎりぎりの線で持ちこたえ、現実的に対処していくには、国民の側にもこうした対抗措置が必要である。できることなら、国民生活を守るため、推奨候補と共に落選推奨候補リストも作成すべきである。

平野氏の論説を読んだ後、以下のコメントをThe Journalに書き込んだ。転載する。平野氏の論説も併せてお読みいただきたい。

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平野様、

平野様も従来から主張しておられる通り、一刻も早く国民を裏切った菅執行部を引き摺りおろす必要があると思います。しかしながら、12日・13日の両院議員総会・党大会には大いに失望させられました。
党大会に至っては、「拍手による採決」なるものによって、抗議の声があがっているにもかかわらず、一部の同調者の拍手によって強引に「活動方針」を了承す る議決がなされてしまいました。ご存知の通りここには「マニフェスト見直し」が含まれています。それを質疑応答も行わず、本当に過半数が同意したかどうか わからぬような採決で了承したとするという、まさに非民主的・強権的な運営によって事が運ばれました。その一部始終を見ていた支持者は怒りの声をあげてい るのですが、その後この問題を追及する議員の声がなかなか聞こえてこないという状況です。
独裁に走る菅執行部を引き摺り降ろし、党内政権交代を実現するチャンスをみすみす逃したことになります。議員諸氏が真剣に考えているのなら、こういう結果になるようには思えません。亀井氏も嘆いておられるように、民主議員のふがいなさに失望した人はさぞ多いことでしょう。

自民政権の対米従属新自由主義路線で痛めつけられた国民は、民主党の09マニフェストに対し信任を与えたのに、菅政権になって結局元の木阿弥になっ てしまいました。政党に属する議員の中に多少の意見の相違はあるでしょうが、マニフェスト選挙を定着させるためには、誰が内閣を担ったとしても党として合 意し国民に提示したマニフェストを実現すべく努力をすべきです。ところが菅氏は国民に信も問わずに勝手に公約を反故にし、大企業重視・対米従属の新自由主 義路線に舵をきっているのです。政党政治における重大なモラル・ハザードというべきものです。こうした裏切り行為は政党政治に対する幻滅とニヒリズムを招 くでしょう。危険な兆候です。

菅氏は20日に外交方針演説を行うとのことですが、ことTPPに至っては、小泉・竹中路線の集大成あるいはそれ以上のもので、戦略も何もなく日本を 売り渡すに等しい行為と言えます。TPPの実体を国民に説明せずイメージ操作を図るマスコミ・財界の罪も非常に大きいです。国民はこのようなもののために 民主党政権を誕生させたのでは決してありません。

私ももはやこのような執行部が牛耳る限り民主党は政党として支持しないことにしました。今後は簡単ではありませんが、個々の議員の政策や実績に基づいて判断するしかないと思います。自民党議員でもまっとうな人はいると思います。
そして、菅執行部の暴走を抑える役割を担う民主党内の国民生活派の議員はぜひとも支持したいと思います。
国民生活を守るために戦う議員と独裁菅執行部を支持する議員とを区別していく上で、「日本一新の会」さまが推薦を出すというのは画期的なことと思います。政党政治としては本来健全ではありませんが、政党内部でのねじれがある現在はいたしかたないと思います。
TPPに関しては「日本一新の会」さまのお立場はわかりませんが、私はブログで断固反対の論陣を張ることにしました。

[転載終わり]———————————————–

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