民主党の民主主義が死んだ1・13党大会! 終了と同時に支持者が大量離反!

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[計画されたシャンシャン大会]

本日13日注目の党大会が開催された。朝から怪しげな情報が入ってきた。民主党のUstreamによる中継がないかも知れないとの情報だった。党大会開催前の中村哲治議員のツイッターによると、

「今日の民主党大会はUST中継でなく独自配信の中継。理由は昨日のTLの内容か。いずれにせよハッシュタグをつけよう。#livedpj」

とあり、昨日のツイッターの書き込みが菅政権・執行部批判一色であり、今日の党大会を仕切る執行部側は視聴者にツイットされたくない何かを隠し持っていたためと、今思えば考えられる。Ustreamで配信しなければ、同時にその場でツイッターで書き込めないからだ。しかし結局はUstreamでも配信されることとなり、私もそこで視聴した。

[執行部による強行採決という暴挙 場内は騒然]

党大会の開催時間は2時間という。こんな短い時間で地方からやってきた人たちの意見を聞くことができるのだろうかと最初から首をかしげた。来賓の挨拶が次々と行われ、亀井静香氏、福島瑞穂氏、経団連会長、連合会長らの挨拶が次々と行われ、時間がどんどん経過していった。来賓の挨拶がやっと終わり、その後菅代表の挨拶があり、岡田幹事長のスピーチが終わった時点で1時間10分以上経過していた。あと50分しか残っていなくてどうやって議論ができるのだろうと訝っていると、ここから事態は急激に展開した。詳しい説明も質疑応答もなく、議長がいきなり「今後の活動方針」なる議案の採決に入ったのである。しかも「拍手による採決」という。小学校の学級会でもこんな議事運営はしないだろうに、議論をするのが仕事の政治家の集会で「拍手」による採決とは。これほど人を馬鹿にした話はないだろう。

さすがに会場のあちこちから異議が唱えられ、場内は騒然となったが、前代未聞の「拍手による採決」が強行され、一部の同調者の拍手によって強引に「議案は了承」されてしまったのである。この議案からは参院選の総括が割愛され、かつ「マニフェスト見直し」がそこに含まれているのである。森ゆうこ議員がこの暴挙に対し執行部側に詰め寄ったが、質問は一切認められなかった。

その後、運動会の後の表彰式のようなセレモニーがステージの上でとり行なわれ、石井一議員が音頭をとって「頑張ろう!」を絶叫して党大会はあっけなく終了した。終わってみれば1時間半であった。2時間でも短いと思われていた党大会は、たったの1時間半で終わり、重要案件であるはずの「マニフェスト見直し」を含む「今後の活動方針」は党として了承されたことにされたのであった。企業の「シャンシャン総会」でもこれほどひどくはないのではないかと思わせるほどの内容だった。

[民主党の民主主義は死んだ。そして支持者は大量離反へ]

民主党の民主主義は死んだといってよいと思う。出席者の意見を述べる機会を全く設けず、採決を行う。しかも「拍手」で採決を行うのである。そして異論が出ても一切認めず、同調者による拍手のみで「了承された」と宣言する。拍手をした人の数を数えてもいないのに、どうやってそれが過半数に達したと判断するというのであろうか。質問も議論も全くないのである。

これは「来週の土曜パーティーでもしましょう」といった提案に対して、「賛成」といってみんなで拍手で賛意を示すのとは性質が全く異なるのである。09マニフェストとは180度異なる方向に向かう「マニフェスト見直し」を盛り込んだ「今後の活動方針」という民主党としての重要議案に対する採決なのである。議論もなく「拍手」によって採決とは何事か。

「民主」の看板を掲げる政党が、言論封殺をやった上で、このような形で正統性も相当怪しまれる議決をすることを果たして許してよいのであろうか。民主党は民主主義を放棄したに等しい。党執行部のファシズム独裁体質を如実に露呈するものであった。昨年9月の代表選で不正が行われたという疑念を益々強めるものである。そしてこれは生中継で全世界に放送されたのである。地方議員たちはただ拍手をするためだけに今日の党大会に出席したに等しい。彼らがこの暴挙に対して大きな抗議をしなかったことにも非常に落胆させられた。

国民と議員の間には認識に相当な差があることを感じた。この瞬間にこの党大会を見ていた大量の支持者が一斉に民主党を見放したという事実をもっと深刻に認識すべきである。ツイッターでの視聴者の反応はすさまじいものであった。昨日の両院議員総会と同様、現政権・執行部への批判ばかりで、強行採決に怒り、大会が終わる頃には民主党への大きな失望・絶望へと変化した。この時、来る統一地方選で民主党の大敗は確定的になったと感じた人はさぞ多かったことと思う。議員はまだ理解できないのであろうか。

この生中継の司会を担当していた民主党広報担当の高橋昭一議員は、延々と続く視聴者の怒りと失望に満ちたツイートを読んでいた模様で、放送終了時に「皆様のお気持ちはよくわかります。ご意見はしっかりと伝えます」と非常に取り乱した様子で繰り返していた。心中穏やかならぬことと思う。

[両院議員総会を緊急開催せよ!独裁執行部を打倒し、執行部を奪還せよ!]

民主党執行部は一部のグループによって占拠され、彼らの独裁を許している状態である。本来議論をすべき場であるはずの両院議員総会と党大会をこのように形骸化し、自分たちに都合の悪い意見が出るのを封じた上で、根拠のはっきりしない拍手などという採決により自分たちに都合のよい議決のみを行っているのである。人事においても実権を握るグループの間でたらい回しにされているだけで、それを「挙党一致」であると強弁しているのである。このような手法で勝手にマニフェストを反故にすることを正当化し、従米ネオリベ路線に転換されたのではたまったものではない。民主党国会議員は再び両院議員総会を開催させるべきである。民主党はこのままだと国民に完全に見放されるだろう。民主党内の独裁を許してはならない。現執行部は「民主」の看板に泥を塗った。

[短絡的なニヒリズムに走らず、できることをやるしかない。悔しいが冷静になろう]

この党大会がこのような悲惨なものとなり、私も言葉を失った。今までのみんなの努力は何だったのだろうと。民主党はもはや中身を失い、外殻だけが残っているようなものであろう。多くの読者の方々も同じ思いであろうことと想像する。

このブログ記事を書く前に、私自身も民主党に見切りをつけるかどうかいろいろと考えた。国民生活派の新党ができれば、私はもちろんそれを支持することだろう。しかし、国民生活派の新党が多数派を形成できる可能性は現時点では非常に低いと思う。下手をすると従米新自由主義に走る民主執行部は自民・公明やみんなの党と大連立を作り、国民生活はもっと悲惨なことになるのではなかろうかという気がする。結局利益を得るのは従米既得権益勢力ということになる。この点で考えると、党内野党として執行部の暴走に対するブレーキの役割を担うというのも、すっきりとはしないのだが、大局を考えれば国民生活の損害を最小限に食い止める可能性があると思う。つまりどちらがより良いかではなく、どちらがより悪い結果を招くかということを考慮して選ぶという非常に消極的な選択しか残されていない状況にあると思う。大負けするような戦はしないほうがよい。短絡的なニヒリズムに走ることは危険であると思う。

我々としてできることは、まずは民主党国民生活派の動向を見極めること、機会を伺って独裁執行部打倒・奪回のため決起させること、既得権益勢力の動向を厳重に監視し声を上げ続けること、そして議員の仕分けを協力して進めることであろう。国会議員のリストアップはほぼできていると思うが、統一地方選では特に現執行部に近い候補を集中的に落選させ、国民生活派推奨候補は支援してもよいと思う。特に今日の党大会において強引で独裁的な採決に対して抗議もせずに、事もあろうか拍手をしたような議員は徹底的に落選させるべきであろう。現在一番に我々がすべきことは、党大会での民主主義を無視する執行部の強権的な運営や党の基本方針に関して、再度両院議員総会を開催させるべく、国会議員に働きかけることであると思う。

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