民主党両院議員総会:執行部ガス抜きに失敗し、かえってガスが日本中に充満!

1月13日 14時からの民主党大会中継リンク1 / リンク2(Ustream) (民主党による中継)

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本日12日14時から民主党両院議員総会が開かれた。私も民主党による生中継を視聴した。この中継では最高で2万9千人ほどの視聴者を惹き付けた。岩上チャンネルやニコ生でも中継されたので、相当な数の人が本日の両院議員総会の様子を見たことと思う。(民主党両院議員総会録画リンク)
質問に立った議員からは、大体想像していた通りの悲鳴に近い執行部批判が繰り広げられた。
「このままでは統一地方選が戦えない」
「新自由主義の路線に走っている」
「連立に関する迷走について」
「選挙敗北の総括をしていない」
「民主党内部で内紛している場合か」
「マニフェスト見直し、TPP、消費税増税とは何事か」
「小沢氏は敵なのか味方なのか?味方を敵から守るのが挙党一致」
など、批判は大体においてまっとうで的を射たものが多い。森ゆうこ議員が発言したときは場内が緊張し、菅代表がきょろきょろと落ち着きのない様子をしていたのが印象的だった。
しかし答弁に立つ岡田幹事長・玄葉政調会長・菅代表は、質問に正面から回答せず、官僚答弁のような答弁で逃げを打った。玄葉政調会長の答弁は詭弁に聞こえ、説得力をもつものでなかった。岡田幹事長は「党内で争っているつもりはない」と発言し、場内に非難のヤジが飛んでしばらく答弁は中断された。菅代表の答弁も結局個々具体的に批判に応えることなく、時間だけが過ぎていった。
執行部に今日のところは逃げ切られたという印象で、全体として何か締まりのないものであった。一番大きな要因は総会の運営方法だと思う。議長が先に4人ほどに質問をさせてから執行部側が答えるという形式で、その後質問者には再質問の機会が与えられないのである。あいまいな回答をされても再び質問できないのであれば、議論が深まるはずもない。階猛議員はツイッターで以下のように感想を述べている。
「菅総理には面倒でも、議員一人一人の質問に、その都度答えて欲しかった。終了直前に答えやすいところだけ答え、再質問を受け付けないやり方では、党はまとまらないように思います。」

執行部は「ガス抜き」と「逃げ切り」を狙ったのであろうと思うが、今日のところは逃げることはできても「ガス抜き」の方は完全に失敗だったと言える。中継時の視聴者のツイッターの反応であるが、菅政権・執行部批判一色で、森議員、川内議員が質問に立ったときだけ両氏への応援となった。森・川内議員の質問時には視聴者数は一気に増加し、2万9千人ほどに達したが、その後菅氏が話す頃には2万2千人ほどまで急降下した。視聴していた国民は総会が終わる頃にはほとんど失望に近い怒りの反応を示し始めた。「ガス抜き」「逃げ切り」という執行部の魂胆がミエミエであったため、却って見ている人に不満を与えるものとなったのである。国会議員がどれほど真剣に執行部を追及する気があったのかもわからないので、それも不満の大きな要素となっていると思う。本日の両院議員総会に失望した人も多いことだろう。結果として「ガス抜き」どころか、それ以上のガスを国民の間に蓄積することとなった。
明日はいよいよ党大会である。地方議員の方は統一地方選が4月に迫っており、もしこのまま菅執行部が居座り続けるなら壊滅的打撃を受けることはほぼ間違いなく、より切迫した状況に置かれている。地方では民主党の公認・推薦を辞退する議員が続出しているというが、民主党の看板を外したところで彼らに勝ち目はないと思う。恐らく国民は地元候補が前回民主党公認・推薦であったかどうかなど、すぐに調べ上げるに違いないからだ。無所属になって戦うなど、却って国民の目には姑息な方法に見えるのではないだろうか。昨年9月の代表選挙で菅氏を選出した責任は彼らにもあるのである。ここで執行部を逃げ切らせるとなると、彼らもマニフェスト反故など菅政権の国民を裏切る政策を信任したと見做されても仕方ない。ぜひ明日13日の党大会で責任ある行動をとっていただきたいと希望する。民主党は党そのものが存亡の危機に立たされていることを肝に銘じていただきたい。国民の菅政権・現執行部への怒りはそれほどまでに達している。

最後に菅代表の冒頭での議員に対するKY発言を引用する。
「私はぜひ皆さんに一つのことを申し上げたい。それは、自信を持とうじゃありませんか。私たちが1年半前に成し遂げた政権交代は一時的なことで崩れるものではない。・・・あそこから日本の第三の開国がはじまって、元気になってきた、そのきっかけは2009年の政権交代であったといわれる、そこまで頑張り切れるということを確信しながら、自信を持って進もうではありませんか。一緒に頑張りましょう!」
果たして、現在の民主党議員はこの代表の下で、「第三の開国」なるものを推進して日本を元気にすることができるといった自信を持つことができるのだろうか? この発言は議員たちを大いなる不安に陥れたのではないかと想像している。私はこのような党首・暴走する内閣・党執行部を交代することができない民主党議員たちに大いなる不安を感じる。

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