1・10デモに歴史を動かす民衆を見た!

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歴史というのは、歴史を動かすファクターを英雄、有力者などの個個人の行動に代表させて記述されることが多い。簡潔に歴史の流れ、原因・背景・行動・事件・結果といったものを説明することができるであろう。しかし歴史家は文章を書く過程で、取捨選択を迫られ、結果記述されるものと記述されぬものを作らざるをえない。実際の歴史を動かす背景には名前も語られることもない多数の人たちの生活や運動があるはずだ。それは日本史においても同様である。学校の歴史のクラスで教わる内容は主に有名人の名前と出来事、起こった年といったものであるが、これは表層的なものに過ぎない。中世の日本では民衆によって多数の共同体が結成され、それらが結ぶ盟約によって社会秩序が形成されていたという。ここからは「お上に虐げられる民」といった受動的なイメージではなく、自ら主体的に参加する能動的でいきいきとした民衆のイメージが浮かび上がる。これは「烏合の衆」にできることではない。大英雄の影には、こうした民衆の中のリーダーのような人たちが多数存在し、多様な社会を作り出し、様々なドラマの中で歴史を動かしてきたのだろうと思う。「民衆の作る歴史」というのはなかなか記述するのは難しいだろうが、それは厳として存在する。

昨日1月10日に「国民生活が第一のデモ」が行われ、約1000人の人が参加した。寒い中でのデモであったが、見ていると、逆に熱気を感じるものであった。私は落選運動の服部順治氏のUstream生中継で拝見させていただいた。デモを中継しながら、参加者の方々にインタビューをしていくという内容である。質問の内容は大体同じで「どういうきっかけでデモに参加したのか」、「何によって情報を得ているか」といったものであるのだが、これがとても面白くて、私はこのインタビューにどんどん引き込まれてしまった。当初私はこのインタビュー内容を書き起こそうとして資料を作成していたのだが、活字にすると魅力が半減してしまう気がした。まだ見ておられない皆様にはこの動画をご視聴いただければと思う。(服部順治チャンネル 動画リンク)

インタビューを見れば、これは全く組織の動員などによらないデモであるということがはっきりとわかる。個々の人がマスコミの報道に疑問に感じ、インターネットなどで情報を集めて自分で考え、そして同じ問題に気が付いた人が多数いることに気付き、ネット上の呼びかけに応じて自発的にこのデモに参加しているのである(私も同様の過程を経て、海外にいながらでも何かできることはと考え、このブログを立ち上げるに至った)。自分の意見・考えをしっかりと持った方ばかりだ。私はこのデモの参加者のインタビューの中に、日本の中世を動かしてきた民衆を見た気がした。同時に、何か表現しがたい信頼感や余裕のようなものを参加者の方々に感じた。きっとこの人たちの蒔く種は実を結ぶだろうと思う。また自分のブログの原点もここにある気がした。「上から」ではなく「下から」というスタンスでなければ、このブログの存在意義もなくなると感じる。このデモの参加者、主催者、スタッフの方々、そしてこのインタビューをされた服部氏に心からお礼を申し上げたい。

朝日・読売の記者がこのデモを取材に来たそうだ。政治部の記者なのか社会部の記者なのかは知らない。今日の時点で記事を見かけていないのでボツになったのかも知れない。デモに参加した二見伸明元運輸大臣はこれら記者たちの取材を受けたそうだ。ツイッターで以下のように感想を述べておられる。

『デモ第一、寒さ第二。都心で千名余の大行進。私は三回目だが、前回、前々回より沿道からの反応が凄い。ネットや週刊誌の小沢報道で、大手マスコミ情報を 「おかしい」と感じていた人々が、菅総理などの「小沢切り」発言に「小沢=悪という宣伝は違う」と、疑問を持ってきたのではないかと思う。デモ隊に朝日、読売の若手記者が同行。取材も真面目。「動員なんかかけていませんよ」に、信じられないとびっくり。「小沢と『政治と金』について、論理的 に検証しなさい。今までの報道・記事は誤りが多い」と指摘した。「昨秋から全国で勝手にやっているが、正月も各地」に二度びっくり。毎日新聞1月10日のコラムで鳥越俊太郎氏が「小沢氏のどこが、なぜ問題なのか? きちんとした検証抜きのレッテル貼りは、言葉のファシズムではないでしょうか」と鋭い指摘。「友の情けをたずぬれば、議のあるところ火をも踏む」です。庶民の底力を見せつけましょう。』

真面目に取材をした記者たちの記事を現時点で読むことはできないのだが、果たして彼らの心に何が残ったであろうか。そして、この民衆の訴えは政治家たちに届くであろうか。

蛇足であるが、首都大学東京の某社会学者が先日ツイッターで「小沢信者の馬鹿っぷり」云々とツイートしたことで話題になっている。「信者」というのは通常何らかの信仰対象を盲目的・無批判的に信仰・崇拝する人に対して使う呼称である。批判的精神を持ち合わせ、情報を分析し事実を検証した上で選択するといった人たちに対して使う言葉ではない。ぜひこの社会学者なる人物にこの動画を見ていただきたいと感じた。これを見た上でまだ「馬鹿な信者」と呼ぶのであれば、まあ個人の思想の自由であるからとやかくいうことではないのだろうが、どちらが「馬鹿」なのか明確になると思うし、同氏の社会学者としての洞察力というものも私個人としては疑わざるをえない。いずれにせよ、学者たるものが幼稚なレッテル貼りに興ずること自体いかがなものかと感じる。正直私もこのようなくだらない事のために文章を書きたくない。まさに蛇足である。

参照:今回も取材を行ったフリージャーナリスト田中龍作氏の記事リンク

[同日行われたもう一つのデモ]

あまり知られていないニュースだと思うのでご紹介しておく。私もツイッターでこのことを知った。実は同じ日、米国大使館に対してデモが行われたのである。他国で米国大使館が抗議対象になるのは珍しくもなんともないが、これは実際に日本で起こっている話である。沖縄米軍基地問題で米国大使館に対して100人ほどのデモ隊が抗議に行った。

直接のきっかけは高江ヘリパッド問題である。建設に反対する住民が建設予定地にテントを張って座り込みを続けていたのだが、米軍ヘリが意図的と思われる低空飛行を行い、テントが破壊されたというニュースを最近聞いた。今日現在作業員が入って工事を強行再開しているという。今回のデモはこの高江ヘリパッド工事や辺野古への基地移転への抗議をこめたものとのこと。米国大使館近くで抗議文を読み上げた後、デモ隊は市ヶ谷の防衛省にも赴き抗議を行った。

前原外相や岡田幹事長が沖縄訪問をし、米軍基地を沖縄に押し付けるべく活動をしており、こうしたニュースは大々的に報道されているが、沖縄の米軍基地反対の民意を伝えるべく東京の米国大使館・防衛省を訪れる沖縄の人たちがいるという、恐らく報道されないこのニュースにも私は関心を払いたいと思う。以下のブログサイトをご参照いただきたい。

明日も晴れ 大木春子のページ
やんばる東村 高江の現状
ブーゲンベリアのきちきち日記

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