緊急メッセージ!沖縄の方々へ届いてほしい!団結して伊波氏を勝利に導こう!

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ウォルフレン教授の日本人へのメッセージ: 米国の変質と日米関係について(最新講演より)

私は今回の沖縄県知事選挙は沖縄の将来、そして日本の外交や安全保障という国の形を考えていく上で非常に重要な選挙であると考えています。私は「基地のない平和な沖縄」を明確に掲げている伊波洋一氏を支持します。

先日ツイッターで「川内さん達、除名覚悟で伊波氏を支持し沖縄に行け」とツイットしました。次の日、本当に川内議員が伊波氏決起集会に駆けつけたという嬉しいニュースがありました。もちろん川内氏が私のつぶやきを見て沖縄入りしたわけではないでしょう。腹の据わった立派な政治家だとつくづく思いました。

沖縄の皆さんには是非とも、大手マスコミや対米従属派の官僚、ニセ愛国者たちの情報操作や工作に惑わされず、伊波氏を勝利させ、沖縄から日米両政府にはっきりとメッセージを送っていただきたいと心から願うものです。

[不要となった在日米軍]

私は在日米軍はもはや日本に不要であると考えています。東西冷戦のさなかには在日米軍は必要であり、かつ日本は防衛費にカネをかけずに経済発展に集中できるといった所謂「安保効用論」が説得力を持ったのは確かです。それは沖縄に8割もの在日米軍基地を押し付けるという犠牲と引き換えにしたものでした。その間沖縄の人々の訴えはなかなか東京やワシントンには届きませんでした。

その冷戦も意外にあっけない幕切れを迎え、昨日まで脅威とされていた仮想敵の東側陣営が突然崩壊しました。冷戦終結直後は地域情勢が不安定化するのではないかとの懸念から安保体制はそのまま維持されました。それからどれだけの月日が経ったでしょう? 日本政府は対米従属外交を続けるのみで、安全保障のための独自外交を行ってきたでしょうか? 在日米軍は一体何のために駐留をしているのか、駐留継続が必要かどうか、といった重要かつ根本的な問題が、政府の事なかれ主義的対応でずっと放置されてきたのです。私は在日米軍が日本に駐留する積極的理由はもはやないと考えます。日米安保自体も本当に必要であるのかどうかについて真剣に議論すべきだと考えます。

[独立国家でない国]

日本は冷戦体制下では独自外交をする必要はさほどなかったのでしょう。しかし冷戦終了後も独自外交をできないでいます。鳩山首相は従来の外交を根本的に改め独自外交に踏み切ろうとしました。普天間基地を県外あるいは海外に移設したいという鳩山氏の願いは本当だったと思います。一国の首相は方向性を示しリーダーシップをとろうとした、なのに実現できなかった。これは一体どういうことでしょう? もちろん、官僚や基地利権派の抵抗やサボタージュに遭ったというのがまず考えられます。しかしそれだけなら人事を刷新すればよいのではないかという素朴な疑問が沸いてくるのが当然です。

日本が独自外交をできない最大の要因は、日本という国が外国軍に駐留された状態の事実上の非独立国家であることだと思います。沖縄に駐留する米軍に加え、横須賀と横田の米軍基地は日本の首都東京の喉元に刺さった棘と言えるでしょう。在日米軍は外敵から日本を防衛するという役割を担うと同時に、日本を監視する、いざとなったらいつでも攻撃できるわけなのです。早い話が日本の政治家は常に鉄砲を突きつけられた状態で政治を行わなければならない、つまり米国の意向に沿わないことはできない、そして国民に対しては日本が立派な独立国であるかのように振る舞わなければならない、ということになります。日本の対米従属外交の根本的な要因は在日米軍の存在だと思います。日米両国の利害関係が一致している間はまだよいのでしょうが、国の方向性が異なるようになってきた場合は大きな障害となります。日本は独立国となるために、在日米軍の撤退を要請すべきときにきていると思います。もし米国がそれを拒む場合は、日米安保条約を破棄すればよいのです。国民も政治家もそれぐらい腹を据えないと日本はいつまでたっても普通の国にはなることができないでしょう。自分の国は自分で守るのが基本だと思います。自衛隊のあり方も含めた防衛についてきちんとした議論を行うべきです。また、近隣諸国との関係を良好にする外交努力は欠かせないと思います。相手に媚びるのではなく、言うべきことはしっかりと言う、そしてその上で友好関係を築き上げるのが本当の外交であり、かつそれが結果的に安全保障につながると思います。稚拙な排外的な発言を繰り返し、近隣諸国との関係をいたずらに緊張させる政治家には外務大臣は務まりませんし、務めさせるべきではないと思います。

[仮想敵を作り出すニセ右翼]

尖閣諸島の中国漁船問題をめぐって、排外主義のいさましい言葉が最近聞かれるようになってきました。しかし本物の右翼というものは今の日本に存在しているのか甚だ疑問であります。なぜなら叫ばれている主張を聞けば、攻めてきているわけでもない近隣諸国に対する排外的な主張ばかりで、現在日本に厳然と駐留している外国軍についてはまったく非難しないからです。挙句の果てに「日米安保の重要性が確認された」などと主張する始末です。本当の右翼ならば外国軍の駐留について真っ先に非難し、自主独立を叫ぶべきでしょう。戦前の日本には、(好き嫌いはあるでしょうが)頭山満の玄洋社などに連なる右翼というものが存在しましたが、もっとスケールの大きな人たちの集まりでした。今はこうした人たちはいなくなってしまったのでしょう。愛国者の仮面を被った対米従属派の虎の威を借る類の発言に惑わされてはいけません。沖縄県知事選に鑑み、沖縄に外国軍駐留を押し付け、半永久的に固定化してしまう(つまり日本も対米従属が固定化されてしまう)ための布石である可能性が十分あると思います。

[米軍の存在がかえって戦争のリスクを高くする]

ZERO 9/11の虚構」というイタリアのドキュメンタリー映画は必見です。尖閣問題でいろいろおかしな話が出てきていますが、そういう今だからこそ日本人はよく噛み締めてこの映画を見るべきだと思います。YouTubeに「ZERO 9/11の調査報告」と題された動画9編があり、日本語字幕がついていますので、ぜひご覧になってください。9/11について調査したNISTの報告書や米国政府公式発表を検証して、その矛盾点を暴いていくもので、9/11が米国の自作自演であった可能性を強く示唆する内容となっています。私には米国の発表よりもこの映画の方がずっと説得力があると思えました。ぜひご自身の目でご覧になっていただきたいと思います。

米国はネオコンが主導したブッシュ政権のときに決定的におかしくなってしまったと思います。単独覇権主義に走り、アフガニスタンとイラクを非常に薄弱な根拠のもとに攻撃しました。戦争を正義や人道のためではなく戦争経済として行った可能性がある。しかも戦争を起こす理由を作るために自国民を自作自演のテロで殺害した可能性が「ZERO 9/11の虚構」によって指摘されているのです。日本を防衛するという名の下に駐留する在日米軍の存在によって、かえって日本が本来せずにすむはずの戦争に巻き込まれるリスクを高めることになりはしないかと危惧します(この映画のおかげで何かたくらむ勢力も米国本土ではやりにくくなったでしょうから、日本のような国は狙われやすいと思います)。

[沖縄から変えよう]

私は沖縄の人間ではありませんから、沖縄のことを語るのはおこがましいと感じています。でも、沖縄以外の人でも対米従属を続けることに疑問を感じ始めた人はたくさんいるのだということを皆さまにお伝えしたいのです。仲井間氏も知事として立派に仕事をなさってこられたかも知れません。しかし、仲井間氏の基地に関する立場は「県外移設を求める」というもので、あいまいです。「求める」のはできますが、結局は県内移設に押し切られてしまうのではないかという疑念が残るわけです。ここで一旦受け入れてしまうと、もう遠い将来まで米軍基地をなくすという可能性はなくなると思います。主張のはっきりしている伊波氏を知事にして、今一度沖縄から訴えていただきたいのです。いろいろ利害やら人間関係のある方もおられることでしょうが、そうしたものを越えて、沖縄の過去そして将来を考え、この機会を逃さずにメッセージを発していただきたいのです。譲歩せず「基地のない平和な沖縄」を目指していただきたい。賛同してくださる方も、批判する方もいらっしゃると思いますが、どこの政治勢力にも属していない平凡な一日本人である私の身勝手な願いを拙い文章で書かせていただきました。

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11月23日追記:こちらの記事もぜひご参照ください。重要です!↓
ウォルフレン教授の日本人へのメッセージ: 米国の変質と日米関係について(最新講演より)

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