菅首相へのアドバイス:前原外相を更迭し、内閣大幅改造せよ

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「マスコミ」=有害「野次馬」論

ある方から面白い話を聞いた。この記事のタイトルは「菅首相へのアドバイス」だが、その前にこのことについて書いてみたい。勝俣鎮夫著『一揆』(岩波新書黄版、1982)の中に出てくる話で、中世の日本では「一揆」(暴動の意味ではない)と呼ばれる盟約を結んだ政治的共同体が権力側に申し立てを行う際、申し立てる側と申し立てられる側が一緒になってまず野次馬を退治したのだという。野次馬がおかしな意図を持ち込んだり、情報を撹乱したりして交渉がおかしくなるのを防止するため、まず野次馬を退治し、その後で交渉をもったということである。先人の知恵である。現在の日本では、マスコミが「ジャーナリスト」であることを放棄し、非常に悪質な「野次馬」となってしまっている。国民と政治家の間に入り込み、怪しげな政治的動機から情報を撹乱し、国民サイドも政治家サイドも混乱に陥れていると思われる。

マスコミが「野次馬」である例を簡単に3つ挙げてみよう。1つ目は所謂「小沢氏政倫審問題」である。国会で専ら議論の的となっているのは、実は、小沢氏が政倫審に出席するかどうかという問題ではない。これは野党の自民党・公明党が騒いでいるだけの問題である。国会議員が問題としているのは、不透明極まりない検察審査会や捜査可視化といった問題である。この問題をテレビニュースや新聞はきちんと報道しているのであろうか。国会中継や岩上安身氏のUstream中継などを見ている人にはわかることなのだが、新聞やテレビニュースからのみ情報を得ている多数の国民には、あたかも小沢氏政倫審問題なるもので国会が紛糾しているかのように思い込み、検察審査会の謎については全く議論されていないかのように思ったとしても不思議ではない。

2つ目は、海保ビデオが流出させられた問題である。流出させた本人が特定できているのであれば、法規に則って粛々と処分ないし処罰し、綱紀粛正に努めればよいだけの話である。それをマスコミは「義憤にかられてやった」などと、組織の法規に則った処分とは混同すべきではない扇情的な話を、石原某や佐々某などの「野次将軍」を担ぎ上げて撒き散らし、国民を惑わせることをしている。佐々氏に関してコメントすれば、国家危機管理担当責任者であったということがはっきり言って信じがたい。石原氏に関して言うならば、同氏の主張は「愛国無罪」の主張に等しく、また怪しげな噂話の類をあたかも自分が見たかのように吹聴しているが、そうしたことを公に言うのであれば情報源を明らかにしてから言うべきである。「義憤にかられてやった」ら処分が必要ではないのであれば、東京都職員はどんどん「義憤にかられて」内部告発や情報のリークを行ってもらいたいと思う。

3つ目は、「世論調査」である。私はマスコミの「世論調査」なるものは行われていないのではないかと思っている。仮に調査自体は行われているのだとしても、結果は都合のいいように捏造されているという可能性を疑うべきであると思う。「世論調査」の問題点は多くの方々がすでに指摘しているので、詳しくここで述べることはしない。一点だけ述べるなら、「世論調査」が「妥当」であると判断できるためには、以下の3点が必要最低条件となる(まだあるだろうが)。(1)マスコミは平常から客観的情報を国民に伝え、問題の論点を賛成・反対・中立などの立場からバランスよく伝えていること。(2)「世論調査」に誘導を含まず、また回答者に答えを考える十分な時間を与え、矢継ぎ早に質問したりしないこと。(3)調査結果のデータを捏造せず、正直に発表すること。こうした基準を満たしていない調査は科学的根拠が薄弱であり、学術的には「使えない」代物で、事実上「無効」である。昨今の「世論調査」は(1)も(2)も満たしていないのではないだろうか。国民を情報操作によってある方向に誘導した上で、「世論調査」をして結果を発表することでその風潮の印象をダメ押しをしているならば、「世論調査」が世論誘導の手段そのものとなっていると言える。

また、(3)の点に関しても、マスコミの「世論調査」なるものには眉に唾をして見る必要があると思う。特に非常に疑わしいと感じた一例は、最近発表された時事通信による「次の首相にふさわしい人物は」というもので、その調査結果では前原外相がトップになったという。ある勢力が次期首相に前原氏を据えるために世論を誘導する政治的工作の一環で、調査自体が捏造ではないかと個人的に思っている。フジテレビの「報道2010」という番組でも前原氏を次期首相最有力として扱うような番組構成がなされていたという情報もある。偽メールに始まり、八ツ場ダム、JAL、高速道路と数々の問題に逃げをうち、これまで特筆すべき実績も残さず、おまけに尖閣問題をここまで大きくし、近隣諸国との関係を緊張させた張本人で(私は確信犯的だと思う)、「マッチポンプ」の異名を取る前原氏が突然次期首相候補になるというのは、非常に唐突で奇妙に感じられる。前原氏は尖閣問題に関しては一番の責任者であり、罷免されて当然であるにもかかわらず、マスコミは仙谷氏や馬淵氏の責任を報じるのみで、前原氏については全くスルーすることも非常に気味が悪い。(なお、前原氏に関しては、これまでオリジナル民主党寄りと目されていた高野孟氏がThe Journalで非常にまっとうな前原氏批判を展開しておられるので、そちらを参照いただきたい。明確に問題点を指摘されている。)

私は現代の「野次馬」であるマスコミを退治しない限り、健全な議会制民主主義は取り戻せないと確信している。新聞を捨て、テレビを消そうではないか。

菅直人首相へのアドバイス

多くの国民は菅首相に失望したことであろう。私は「失望」はしなかった。最初から期待していなかったからだ。民主党代表に再選される際も、積極的な菅支持の声を聞いたことがなく、どうして再選されたのだろうと訝る声ばかりで、代表選挙自体も不正だったのではないかという意見も根強くある。このブログの読者も「何を今さら国民の裏切り者の菅氏にアドバイスなど」と思うことであろう。だが私は菅氏の卓越した一つの才能に期待しているのである(積極的なものではないのだが)。それは菅氏の「バルカン」能力である。氏の「バルカン」が本物かどうか、今試されている。以下のことを即座に実行すれば、政権が案外本格派政権となって延命できるかも知れないと思う。

1.「野次馬」と決別する。「野次馬」の後押しによって菅氏は首相になれたものの、今やその「野次馬」によって引き摺り下ろされようとしている。予期した通りの展開である。「野次馬」とは手を切りなさい。彼らに決別を宣言する必要はない。心の中で決心すればよい。

2.前原外相、仙谷官房長官を罷免する。消費税増税・TPP推進を撤回し、マニフェスト忠実履行宣言をする。それを手土産に、

3.小鳩両氏に極秘会談し、土下座してでも謝り、トロイカ体制復帰をさせてもらう。

4.国民新党と協力して社民党を連立復帰させ、舛添党などとも連立交渉する。

5.小鳩両氏の意見で内閣改造を行い、閣僚総入れ替えを断行する。

6.党人事も刷新し、幹事長、副幹事長も全部交代させる。

7.奥方が強行に反対する場合は離婚する。菅氏の家庭よりも国家のほうが重要である。二号さんが実在するならその人を正妻にすればよい。

8.衆議院の3分の2を使い、郵政法案、公務員人事法案、可視化法案など重要法案をどんどん可決させる。参院で多数派が形成できないのだったらやむを得ない。3年も待てない。

9.「野次馬」や野党が二号さん問題などで攻撃してくるだろうが、図星ならば否定せず、「妾は男の甲斐性だ」と豪語すればよい。昔そう放言して聴衆の拍手喝采を得た自民党政治家がいた。「クリーン」なイメージはなくなるだろうが、「政治家はプライベートな事柄ではなく、政策や結果で判断されるべきだ」と堂々と主張し、「野次馬」相手の訴訟をどんどん起こす。同時に、記者クラブ追放、官公庁記者会見完全オープン化、電波オークション制度導入、クロスオーナーシップ禁止を行い、押し紙問題、偏向報道問題、検察リーク報道問題の追及を国会でやり、「野次馬」に反撃する。過去の機密費も暴露し、自民党と仙谷氏に責任を押し付けて逃げ切るとよい。先制攻撃をしかけるのも手である。独立系メディアが味方につくだろう。

助言なるものを偉そうに書いてきたが、おそらく菅氏は以上のことを実行できないだろう。このままだと日本は今後数年はカオスの中に取り残されることになると思う。内閣総辞職をしても、総選挙をやっても、展望が開けないだろうことが想像できるからだ。民主党も早晩分裂するだろう。菅氏が今の体制で推し進もうとするなら、一つの政党としては方向性があまりにも異なるので民主党は分裂したほうがいい。分裂すれば政策で政党が分かれるので本来は結構なことなのだが、現実には選挙をやってもどこも多数派が形成できず、不安定な政権が誕生するだけであろう。ますます「野次馬」がこの国をかき回すことになる。私には菅氏が心を入れ替えて以上のことをするほうが、政局が安定すると思えるのだ。菅氏のことを心配しているのではない。日本のことを心配しているのだ。一番被害を蒙るのは国民である。

菅氏は「406人内閣」と言ったが、実際は「206人内閣」を作って失敗した。ならばアメフトのように選手交代し、残りの200人を活用すればよい。これで公約どおり406人となる。菅氏は「石にかじりついてでも」政権を維持したいのであろうから、石をかじるという決心や時間があるのなら、以上のことを今日明日中にでも実行していただきたい。これが菅氏に唯一期待することである。

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